2026. 9.16 - 日本幼少児健康教育学会第45回大会【秋季:旭川大会】開催の報告と御礼
日本幼少児健康教育学会第45回大会【秋季:旭川大会】は、2026年9月5日(土)・6日(日)の2日間、北海道教育大学との共催により、北海道教育大学旭川校において開催し、59名の方々にご参加いただきました。本学会が北海道で大会を開くのは、今回が初めてのことです。
大会テーマは「北海道の子どものからだの育ち」といたしました。冬の長さや降雪、広い土地に散在する小規模校、進行する学校の統廃合など、一見すると北海道に固有の条件を取り上げましたが、子どもが育つ環境が変容していくという事態そのものは、この地に限られたものではないように思われます。北海道の事例が、参加者の皆様それぞれの地域における子どもの育ちを考える手がかりとなればと願い、2日間のプログラムを組み立てました。
大会長講演では、幼児期の運動遊びによる動きつくりの試みと、園庭の雪面に保育者がひと手間を加えることで子どもの屋外活動が変わる事例を報告いたしました。研究推進委員会・学会大会連動企画として実施したシンポジウム「北海道の地域性を活かした教育と子どもの育ち」では、川前あゆみ先生(北海道教育大学へき地・小規模校教育研究センター)、温泉敏先生(北海道教育大学釧路校)、鈴木理恵先生(北見市立川沿小学校)にご登壇いただき、へき地・小規模校をめぐる教育学的な視座から、地域を教室とする学びの実践、冬季における体育活動の充実へと、視点のスケールを順に降ろしながらご提言をいただきました。制約を資源として捉え直すという共通の姿勢がうかがわれ、それが北海道に固有のものか、地域を問わず通じるものかをめぐって意見が交わされました。一般研究発表では15演題のご報告があり、幼少児の健康と育ちをめぐる多様な知見が共有されました。
遠路旭川までお運びくださった皆様、ご登壇・ご発表いただいた先生方、会場の提供をはじめご支援をいただいた北海道教育大学、そして準備と運営を支えてくださった皆様に、心より御礼申し上げます。ここに、第45回大会【秋季:旭川大会】の終了をご報告いたします。
日本幼少児健康教育学会第45回大会【秋季:旭川大会】
大会長 板谷 厚
日本幼少児健康教育学会 第45回大会【秋季:旭川大会】のご案内